前作のあらすじ

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  皆、久しぶりだね。 あっ! 初めましての人もいるよね。久しぶりな人は僕の事覚えてるかな? 元生徒会メンバーの浦安 誠(ウラヤス マコト)だよ。   早速“マシュマロ”第一部を説明するね。   本編のもう一人のヒロインで、すっごい美少女の園田 麗子(ソノダ レイコ)ちゃんは、その恵まれた容姿ゆえに、過去に辛い想いをして、友情を信じられなくなってたんだ。   そんな麗子ちゃんに、もう一度信じる勇気を与えてくれたのが、説明会で「友達になりたい」って、目を輝かせて言ってくれた本編の主人公でもあり、マシュマロホッペのぽっちゃりしたごく平凡な顔立ちの大河 美弥(タイガ ミヤ)ちゃんって言っても僕は可愛いと思ってるけどね。   その美弥ちゃんと友達になる為に麗子ちゃんは、僕らの通う立花高校に入学してきたんだ。   そして偶然にも美弥ちゃんと同じクラスで、しかも席が前後になるっていう運命的な再会を果たしたんだよね。 二人は入学初日からすぐに仲良くなったんだ。   まぁ美弥ちゃんは、説明会の時に倒れたマスクの子が麗子ちゃんだったなんて、微塵も思ってなかったから、知った時には驚いてたけどね。   そんな二人が集会に向かう為、中庭を通ったら、そこで寝ていた生徒会会長で俺様な森谷 孝太郎(モリヤ コウタロウ)を倒れていると勘違いして、声を掛けたんだけど、孝太郎が麗子ちゃんを見るなり、キスしちゃったんだよね。   僕が思うにはこの頃から、孝太郎は麗子ちゃんに気があったんだと思うんだ。   それで――   誠、話しが長いぞ。 俺が引き継ぐ。   えぇー! 僕のパートはまだ終わってないよ。    
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