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静夜は離着陸場のフェンスの向こうで、月の乗った飛行機を笑顔で見送った。
青い空に白い点になっていく飛行機を見つめてソッと目を瞑った。
耳に残る飛行機の飛び立つ音を聞きながら―――――――……
「ねぇねぇ月ちゃん!この人すっごく格好良くない!?」
大学の休憩時間に雑誌を眺めていた友達二人に呼ばれて、見てコレ!と差し出された雑誌のページ見た。
すると月は一瞬目を見開くがすぐにとろけるような微笑みに変わる。
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