電車の彼

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亜紀とは小学校から一緒で私の唯一の友達。 私の名前を伊鈴から相性で鈴と読んでいる。 私も亜紀におはようと挨拶を返す。 「今日から2年生だね。 クラス表貼られてたよ! 私達また一緒のクラスになったよ♪」 えへへと笑う亜紀は可愛くてお人形みたいな顔で肌も白く羨ましい。 「何組だった?」 「2-Aだったよ!!」 A組か。 クラス編成が行われたところであまり興味のない私は、ただうなずいた。
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