３人の異世界戦争

序章 事故

澄んだ青空が広がる中、まだ風が寒いが何処か春を感じさせる陽気が含まれていた。現在の日付は3月15日、高校を卒業した高校生は新たなる進路に向けての準備が進んでいた。
とある町のﾌｧｰｽﾄﾌｰﾄﾞ店である三人組が座席に座り話し合っていた。

「もう3月も半分か。早いもんだよな」
と皮肉を交じった声を海原旭は言った。

「ほんと、あっという間だったよね。あと半分しか休めないんだもん」

返答を返し速瀬睦美は注文したﾄﾞﾘﾝｸの飲む

「そうかな？ウチは忙しいから気がつかなかったよ」

大神疾風はそう返答した。

彼らは地元の進学校の仲良し３人組で卒業しても連絡を取り合っていた。話は進み旅行の話に進んだ。

その後話は進み、彼らは卒業旅行と称して旅行に出かける事になった。

その3日後の3月18日、海原と早瀬は大神の家に集合した。車の免許を持っていたのは大神だからである。

「しかしいつ免許を取ったんだ？」
海原は一泊二日の荷物を車に積めながら大神に訊ねた。

「僕は進路が決まっていたからね。すぐとったよ」

と大神は同じ用に荷物を積めるのを手伝う

「ねぇまだ終わらないの、早くしないと日がくれちゃうよ」
早瀬は車の後部座席から荷物を積む彼らに言う

「なら手伝え」
「女の子にさせる気？だらしないわね」
海原は愚痴を言うが早瀬はすぐ反論する。そんなこんなで荷物を積み終わり車に乗りｴﾝｼﾞﾝをかける。ｴﾝｼﾞﾝのｱｲﾄﾞﾘﾝｸﾞが響く
「じゃあ行こうか」
大神はｼｰﾄﾍﾞﾙﾄを絞めて車を走らせた。車内は旅行の話で盛り上がりをみせながら