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「なあなあ、今日転校生くるらしいじぇい？」
「興味ない。というか一言いいか？」
「ん？なになにきょんちゃん？」
「うざい。どけ。俺の前からき、え、ろ。」
きょんちゃんという名の少年。少々辛口だが、無理もない。
目の前で１人こっくりさんをされているのだから。
「きょんちゃんひどす！ひどすひどす！こっくりさんは青春だじぇい？」
そして何故かこっくりさんをしている少年、あだ名はつんと言う。本人いわく『俺は今流行りのツンデレなのだ！略してツン！かっけー俺ってかっけー！』らしい。
一応言っておこう、このツンという少年、いまだかつて追試をまぬがれたことはない。
はい、そこ、学年トップだと思ったデショ？byツン
「どんな奴かな転校生ー？こんなときこそ出番だぜこっくりさん！」
「俺の前でそれをやるのはやめろと言ってるだろうが…。」
そんなわけで、先生がくるまでツンはこっくりさんをしていたのだった。
（誰かこいつをとめてくれ…）byきょんちゃん
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