1612人が本棚に入れています
本棚に追加
/225ページ
店を出ると、俺はBlueroseまで走った。
中に入ると、男装した店員さんがいて、まるで夢の中にいるみたいだった。
そして、決めた。
こういう店で働こうと。
調べていると、男装ホストクラブの存在も知った。
友人たちに自分はどちらが似合うかと聞くと、九割がホストクラブだと言う。
俺はホストクラブで働こう、と決意をした。
そして…
親に、男装で働きたいと告げたのは、短大を卒業する間際のことだった。
最初のコメントを投稿しよう!