カミングアウト【序章】

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店を出ると、俺はBlueroseまで走った。 中に入ると、男装した店員さんがいて、まるで夢の中にいるみたいだった。 そして、決めた。 こういう店で働こうと。 調べていると、男装ホストクラブの存在も知った。 友人たちに自分はどちらが似合うかと聞くと、九割がホストクラブだと言う。 俺はホストクラブで働こう、と決意をした。 そして… 親に、男装で働きたいと告げたのは、短大を卒業する間際のことだった。
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