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俺の名前はアルフ・ディートリッヒ 23才 今と平行しているもう一つの世界を研究している学者だ。
もう一つの世界の手がかりがあると思われる洞窟にきているのだが・・・・
「たすけてーー!!」
今こっちに向かってくるのが助手で幼なじみのルーク・ヘドウィン 22才 少し・・・いや、かなりおっちょこちょいで早とちりである。
そんな彼がどうしてこっちに向かってきているのかと言うと・・・
「ダメだーー!!やられるー!!!死ぬーー!!!」
どうやらモンスターに追いかけられているらしい。
「横に飛べ」
アルフは言うや否やルーク目掛けて跳んだ。
「う、うわーー!!」
ルークは情けない声を出しながら辛うじて右に跳んだ。“ズザ”アルフは空中で抜いたロングソードでルークの後ろにいたモンスターを斬りつけた。
「なんだよ、ただのスライムじゃねーか。これぐらい自分で倒せよな」
アルフはそう言いながら剣を振ってスライムの破片を振り払う。
「そんなこと言ったって」
そう言いながらルークは立ち上がった。
「そんなこと言ったって・・・じゃねーよ!!なんのために剣持ってんだよ!!」
アルフは物凄い剣幕で怒る。
確かに危険な洞窟では、自分の命は自分で守らなければならない
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