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空が黒ずんでいた。
そこら辺からは鉄と死体の生臭さが鼻に付く、耳に聞こえるのは人の叫び声に銃声、後は爆発音だけだ。
化石品のライフルを持って家に隠れていた。ここは安全だ。ここに敵は来ないなどを心に言い聞かせて自分を安心感を与えた。
ガヒュュュュュュン。
近くから異様な音が聞こえた。バトルドアーマー!。
音が近くに来ている。
ガッチュン……。
止まった!その瞬間家から出てライフルをバトルドアーマーに向けてトリガーを引いた。
銃声と金属と金属が跳ね返った。
バトルドアーマーの右手に持ってたマシンガンをこっちに向けた。等々死ぬのね。
対戦車ライフルの弾丸が頭の頭上を通り過ぎた。
ダァンァン!
音が遅れて聞こえた。
バトルドアーマーの胸部に弾丸が当たり後ろに倒れてしまった。
「女、子供が戦場に出てはいけねぇよ」
そう言いながら横を通り過ぎたのは私と変わりない男の子だった。
「俺たちは戦争の虚しさを知った。」
戦争の虚しさ?
「だから俺たちが世界を変えないといけない
そしてこの戦場を生きぬこう」
そうすると男の子から渡されたのは8インチの回転式繰転銃だった。
「俺は君の進む方を守る。
君は俺の後ろの方を守ってくれ」
男の子は自動繰転銃を持った。
「君のライフルはもう弾切れだ、だからそれを使え」
ライフルを捨て回転式繰転銃に持ち替えた。
「では、いくぞ
俺の名は………」
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