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面接日。
約束の時間より40分早く着いてしまった。
ゆっくり行ったつもりやけど、はやる気持ちを抑えられない。
場所は、地下鉄平野駅を降りて東に20分ほど歩いたところ。
ちょうど事務所前に公園がある。
近くの自動販売機でお茶を買い、面接の予行練習でもしておこう。
ふと、事務所のほうをみると…
隣に探偵事務所がある。
探偵事務所などなかなかお目にかかれない。
「へ~」と 感心し、面接の練習を公園で1人で練習をしていた。
30分ほどたち、事務所に向かうことに。
かなり緊張してきた(汗)
事務所は2階、階段を登っていくと手前に探偵事務所で奥が金融屋になっている。
奥の扉をたたくと…
「はい、どうぞ~」
との 声。
お店の中に入ると男の人が4人ほど座っている。
お店「いらっしゃいませ~」
と 4人の男の人が一斉に言う。
僕「いえ、面接希望できたサブローと申します。」(仮名です)
お店「どうぞ、中にお入りください」
と 言われ、お店の奥に通じる通路に案内された。
“カチッ”何故か通路にある扉は全て鍵がかけられていて、完全にお店とカウンター内を仕切っている。
まるで、アメリカ映画に出てくる銀行みたい(汗)
と 思いながら通路の奥えと進んでいった。
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