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死のゲーム
参加者:二万人
死亡者:五千人
開始から五週間経過
一平、裕美サイド
「数が集まんねーと戦えないのか、大将どの」
「ひぇぇぇぇぇ」
「また逃がしてしまったな~」
そうせっかくの二五〇人目だったからである。
「一平くんまた逃がしたの?」
後ろから来るのは箪崎裕美(かんざきゆみ)であった。
「またとは言うな、この前は逃さなかった」
「この前は相手が一人だったからでしょ」
「うぅ……」
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