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ロボットがいました。
彼は今、村の湖の原始力発電所へと向かっていました。
―――――――‐‐‐-
主人は悩んでいました。
彼はパン屋の主人でした。
彼の店はなかなか客足が伸びず、主人は困っていました。
村には原子力発電所がありました。
主人は原子力発電所の前の道を毎朝散歩するのが日課なのでした。
いつもジョギングしている三毛猫のハムがいつも通りの挨拶をして、すれ違いました。
そのとき、主人はいつもなら見ないある不思議なものを見付けたのです。
原子力発電所のまえを流れる川に橋がかかっているのでした。
その橋の隅に人型の鉄屑のようなものが転がっていました。
主人がそれをよくみてみると壊れて機能しなくなってしまったロボットの残骸だったのです。
『可哀想に…。
こんなところに捨てられて。
このロボットはまだまだ働きたかったんだろうな。』
主人は何かに使えると考え、ロボットを自分のうちへと持って帰りました。
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