はるかぜとともに

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うららかな春の午後 自転車に跨がって 町を蹴飛ばしてく   ワンピースの裾がほつれていた ひらひらとカーディガンが踊る   毎日がこんな風に なにも考えなくていいくらい 中立であればいいのにな   とけた氷がああいつかいつか はらはらと頬を伝わる   毎日がこんな風に 愛し合う気持ちばかりで 繋がっていてほしいな
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