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夏樹「あは… あははは…」
雨だ。
龍馬「はぁ~… なんでいつも…。」
夏樹「こ、こればっかりはしょうがないよ!! ごめんな龍馬…。」
莉香「りゅ、龍ちゃん!! ほ、ほらっ目の前にこんなセクシーな美女がいるんだから、そんな顔しちゃダメっ♪」
莉香がそう言いながら胸を寄せて谷間を作ったり、グラビアアイドル顔負けのポーズをとる。
俺はなんとか立ち直った。
龍馬「別に変な意味じゃないぞっ!!」
夏樹はそれを見て鼻血を吹き出して、発狂しながら走って行ってしまった。
龍馬「あ!! おい夏樹ぃ!! どこ行くんだよ~!!」
莉香「まぁ夏くんも子供じゃないんだし、その内帰ってくるでしょっ♪」
龍馬「大丈夫か…あいつ…。」
夏樹が行ってしまってもう30分ほどたっていた。
辺りでは雷がゴロゴロと鳴り、雨が物凄い勢いで降っていた。
波も高い。
莉香「夏くんどこ行っちゃったんだろ…。」
龍馬「あの馬鹿…。ちょっと探してくるから莉香は待ってて!!」
そう言って龍馬は砂浜を走っていった。
莉香「大丈夫かなぁ…。」
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