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落ちた先は?!
ピピピーと、地獄界に似つかわない音が響いた。
「…ん~……?」
じっと時計をみると、
「……8:45……?」
一瞬、頭の中が思考停止…「うわぁぁぁーっ💥やばいぃぃぃー!!」
バタバタとタンスを開け、黒いワンピースに着替え、冷蔵庫を開け、死神牧場印の牛乳をラッパ飲み……
「…これが、エリート様かねぇー?」
「…💥す、鈴葉っ!」
一見クロネコだが、背を見ると羽がある。
「何しに来たのよ!今忙しいのっ!!」
「…さっきまでヨダレたらしてニヤニヤしてたのに」「―はぅっ💥…見た…?」「見た💕」
「うぅ…黙ってて…?」
鈴葉は、ニヤニヤ笑って
「コツコツ屋のプリンパフェ…食べたいなー♪」
「わ、分かっわよっ!」
これが、シオンの日常だった。
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