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「ただいまー」
「なあ、兄貴……」
「え?」
「その、明日も来るのか?」
「空ちゃん?ああ、勿論」
「考えたんだけど、まずくねえか?」
「なにがさー」
「俺は教師で、あいつは生徒だ。もし万が一ばれたりしたら…」
心配そうな顔で将は言うと、亮は笑った。
「んな、心配すんなって!家に呼んだのは俺だし、仮にばれたとしても何とかなるよ」
はあー、と呆れた顔で将はため息をつき、寝る。と言ってその場を後にした。
亮は将の後ろ姿を見て、「あいつ、もう寝るのかー、俺も寝よ」とつぶやき立ち上がった。
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