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生まれてきた使命NO.1
重い瞼を明けると・・・・・そこには光があった。
見覚えのある場所・・・・だけれど、全てが新鮮だった。
知っていても、自分でそれを見るのは・・・・初めてだったから。
「・・・・・は」
―――なんで、なんでこんなことを!?
「・・・・・オレは」
―――なんで、なんで何も応えてくれないんだよ!!
「・・・・・オレ・・・・は」
―――ごめんなさい。こうすることでしか・・・・私は貴方を助けられない、無知な人間なの。
「・・・・オレは、守るために生まれたんだ」
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