始まりの銃声

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…… 俺の真上で声がする 「これで終わりだ、残念だったな」 ヤツは俺を見下ろしそう言った 俺の眉間に黒い筒状の物の先端を向けている くだらねぇさっさとしろ 俺はそう思った すべてがどうでもよかった 俺に出来る償いは、命を捧げる事だけだと信じていた 「地獄で会おうぜ」 そして、生と死を別つ破裂音が辺りに響いた
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