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見事にその場を治められた将軍に、思わず拍手……。
おっと、紹介が、途中でした。
この離れ家は、
元々…狩りの季節に、王族の方が使われる為のお屋敷なので
お部屋の数が、少ししかありません。
2階に主賓室と客室、居間がありますが、
1階には、広間を中心に台所と使用人室…
あとは、地下に武器庫と貯蔵庫くらいですから
護衛の兵士を駐屯させる部屋が、無いんです。
そこで、陛下が
兵士に代わる“腹心の部下”を付けるとおっしゃって
護衛に命ぜられたのが、先ほどの
風の精霊“シルフ族”と、土の妖精“ドワーフ族”
と言う訳なんです。
初めは、魔族と一緒に暮らすなんて、ちょっと戸惑いましたが…
今では、すっかり馴染んでしまっているわたしです。
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