†傍で見ていたい†

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鬼『鼬さん、鼬さん。』 鼬『どうした?鬼鮫。』 鬼『もうご飯以外丸2日休憩してませんよ。 休憩しなきゃ鼬さんのお体に触りますよ。』 鼬『大丈夫だ。このくらい。』 鬼『ですが…』 鼬『大丈夫だ…ゲホッ…』 鬼『今日は宿を探しましょう。』 鼬『だが、長期任務はやはりさっさと終わらせて帰りたいものだ。 返り血など付けたくないしな。』 鬼『長期任務だからこそ、焦らず行くんですよ。 リーダーも気を使ってくれましたし…』 鼬『………一泊だけだからな。』 鬼『はい。』 ここはとある森。 木々の太い幹を渡って移動中の会話。 暁のリーダーであるペインに鬼鮫、鼬のツーマンセルは 尾獣を捕まえ戦力にしようとしているとある小さな里を襲うという長期任務を頼まれた。 だが平和主義の鼬はあまり乗り気ではなく、早くアジトに帰りたい。 それに対して鬼鮫は、鬼人。 戦う事を楽しむ者は乗り気だ。 それに… 鼬『降りるぞ。』 鬼『はい。』 鬼鮫はにこやかに笑うと、鼬をお姫様抱っこして降りる。 鼬『はっ…離せ…!!///』 鬼『可愛いですねぇ。離しませんよ。』 鼬『いくら付き合っているとはいえ…男として屈辱的だ…!///』 そう 鬼鮫と鼬は付き合っているのだ。 最近二人っきりなってないのを感じたのと体を心配した鬼鮫は、鼬と少しでも長く傍に居たいと思っている。
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