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追いかけても
追いかけても
辿り着けない
掴むことも出来ない
なのに歩き続ける
寄せては返す
波の様
追いかけても
追いかけても
掴むことが出来ない
周りには何もなくて
ただ真っ白な世界だけで
不安で
不安で
はちきれそうになった
時計の針の音が怖くて
涙した
震える手を
抑えて自己暗示
『怖くない 怖くない』
それでも
世界は真っ白で
極彩色になる日は
一体来るのだろうか？
掴むことが出来ない
不安定なモノは
何も教えてくれない
誰も教えてくれない
真っ白ならば
風になりたい
大海原に
潮のにおいを運んでくれる風になりたい
まだ知らない未来図に
真っ白いキャンパスに
明日を 描きたい
予想して何が悪い？
明日にならなければわからなぃのだから
だから
今日も 描く
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