NYでの生活

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「バーカ。冗談に決まってんだろが」 今も真っ赤に照れている杏の頬にそっと触れる。 「俺達は…俺達のペースで進んでいこうな? まぁ……たまに杏の純度に耐え切れず暴走しちまうかもしれねぇけど、な?」 俺はわざとイジワルっぽく笑ってみせた。 寸でのところで¨お預け¨喰らったんだ。 これくらいの発言、許せ。 杏は……しばらく黙ったままだったが 最高に眩しい笑顔で俺に 「ありがとう!」 と、言ったんだ。 その笑った顔がホントに可愛いくて…… 「杏。じゃあ、その代わり……」 俺は……その日。 杏のカラダにたっぷりと ¨俺のものだ¨という証を 紅く色づくkissMarkを 満開の桜の如く咲かせてやった。
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