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「まじ冗談抜きで死んじゃうって;
…ん?何あれ?」
暑さに耐えながら歩いていると、お社を見つけた。
その奥は木が生い茂っており、明らかに涼しそうな日陰が。
こんな所にお社なんてあったっけ?
と思いながらも、その奥の涼しそうな日陰につられ、
「…ちょっとだけ…」
お社をくぐった。
案の定そこは先程と比べものにならない程涼しく、桜香は暫くその涼しさを堪能した。
そういえば、お社だけで神社が無いなぁ
と、ふと思い目を懲らして奥を見るが、相当長く続いているのだろう。何も見えず、真っ暗だ。
しかし、
こんな涼しい空間を与えてくれたんだ。せっかくだからお礼を良いに行こう!
と、桜香は意気揚々と更に奥へと進んだ。
これが、自分の運命を180度変えてしまうとは…彼女は微塵も思わなかった…
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