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ディック「一体何が―――うっ」
ジェイド「ぶっ」
ジャック「」
絶句するジャックの携帯の画面には、ジャックの一番のお気に入りの車が映っていた。
ただし、シルエット以外は以前の面影など残っていなく、車体は痛々しいピンクに染まっている。
極めつけは、黒い文字で大きく車に書かれた『LOVE』や『HAPPY』など、意味不明な羅列だ。
恥ずかしいとしかいいようがない。
そんな車の持ち主となったジャックは、言葉を発せないままプルプルと震えていた。
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