5センチ

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―――あぁ、そうだったんだ…。 「なぁ…流鬼」 「はい、京さん」 「愛しとうよ」 「……はい///」 「俺も、愛してます///」 「当たり前やろ?」 俺……こんなに愛されてたんだね…。 「―――もっかい、えぇやろ?(入ったままやし)」 「き、京さんが望むなら…///」 「(…かわえぇ…)」 “愛しとうよ” 貴方のその一言で 今まで感じていた心の隙間は、何時しか消えていて―――… 代わりに、暖かい“愛情”で満ち溢れていた…。 もっと束縛して下さい。 貴方色に染まりたいの。 俺の心、放さないで下さいね? そこにぽっかりと空いてしまった穴は 貴方にしか癒せないのだから。 重なり合った心に隙間など――――… ほんの、1ミリさえも  。 ☆終わり★
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