帰り道、公園、湊斗

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    「で?」   「『で?』って言われても…」   トゲトゲしい言い方。 やっぱり…   「怒ってんだろ…」   「怒ってはないよ。」   怒って"は"って…   「じゃ、何?」   「……告白、された…」   「なんだ…」   (そんな事か…)   不機嫌の理由を知り、案著感を抱き、ブランコをこぎ始める。   「なんだ…って。悠斗、ヤキモチくらい妬いてくれても…」   「妬かねぇよ、別に…」   「な…っ!」   「だって、無駄だし。」   「む、無駄ぁ!?」   「騒ぎ過ぎ…。だって無駄だろ?お前、俺と現在進行系でラブラブ中じゃん」   「あ…、ぇ…////」   (あ、耳まで真っ赤になった…)   「で?それだけ?」   「…うん」   何か不満そうだけど、納得したからまぁ良いや。   「よし、話終わり!帰ろうぜ、家に!!」   「……うん。」     湊斗に向けて手を差し出す。 大好きな君と、少しでも繋がっていたいから。       
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