『風詩~想い舞い流る~』

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
 流れる風が想いを乗せて流れていく。  空の彼方で待っている君のもとへ。  舞い上がる花びらのように美しく華やかに…。  ある朝の何気ない景色、いつもと変わらぬ君がいたよ。  だけど、それが幸せに感じられる。  お金じゃ買えない時間(とき)だから、僕は愛を君に捧ぐ。  それが僕にとって、幸せで嬉しいんだよ。  君のためにいられることが。  迷わないよ。  離さないよ。  いつまでも一緒にいたい、それだけでいいから。  流れる風が想いを乗せて流れていく。  空の彼方で待っている君のもとへ。  舞い上がる花びらのように美しく華やかに、高く高く空に。  ある夜の何気ない時間、いつもと変わらぬ星を見たよ。  それは、とても美しく輝いている。  一人じゃ見られない夜空だから、僕は君を抱きしめる。  それが僕にとって、幸せな時間だから。  君と二人いられることが。  傷付けないよ。  そばにいるよ。  いつまでも一緒にいたい、それだけでいいから。  空の星が想いを歌い輝いてる。  今も彼方で待っている君のもとへ。  舞い上がる花びらのように美しく華やかに、高く高く空に。  高く高く空に。  想い風に、愛を星に乗せて。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!