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テポドン発射しても許しちゃうなぁ
と、痛さ爆発のブラコンを発揮しながら
「はい、お弁当❗」
ニッコリ真面目笑顔で渡すと
「あぅぅ~ごめん」
今どき、この台詞が言えて許されるのは芳位だと内心頷き
「どぉして、毎日毎日忘れるかなぁ」
ハァと、溜め息と若干呆れた顔しながら渡すと
シュン、と
「ごめんね」
「お姉ちゃん」
耳がペタリとなった犬みたいに
謝る芳を見たら
怒りなんてぶっ飛んでしまう
「ハァ~、まぁ世話が焼ける方が可愛さ百倍ってね」
「あはは、お姉ちゃん何その言葉~」
笑いながら、お弁当を握りしめる芳を見て
「ついでだから、お弁当一緒に食べようか?」
仕方なさを装って言うと
クラスメイトを意識してかちょっと困りながら
頷く
お馴染みとなったメンバーで中庭に出て昼食会を開く
「お姉さんも大変ですね~、芳みたいなドジっ子弟いると」
ハァと溜め息ついて
「まぁね、」
「でも、流石になれたは」
芳は赤くなって
「お姉ちゃんっっ」
と皆で笑いながら
明るく昼食会を繰り広げる
芳は
「忘れ物は明日から気をつけるもんっ」
と、決意をこめてゆうのを
本当の笑顔で心で1人事を言う
「明日はぜ~~ったい、お弁当も、教科書や宿題忘れないもん」
ハイ。無理です
だって、私や家族が隠してますから。
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