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「ねぇ～遊びに行かない？？」
慧が言った。
ちょっとやつの事紹介しとくわ
こいつは沫衣 慧（ｱﾜｲ ｻﾄﾙ）秀学院の高校２年生だ。
秀学院っていうのは県で１番賢い名門校だ。
しかし、こいつは頭が悪い………
なんでこんなやつがここに入れたのかは永遠の謎だ。
………話を戻そう。
「なんだよ急に………」
柳蒔が言った。
砦 柳蒔（ｻｲ ﾘｭｳｼﾞ）これが俺の名前
秀学院の高校２年生。
一応普通の高校生です。
「いいとこ見つけたんだ！」
慧は楽しそうに言った。
「俺、今日あんま持ち合わせてないんだけど………」
柳蒔の心配はよそに彼は
「ダイジョウブ！じゃ放課後校門の前で！！」
それだけ言い残すと彼は去っていった。
「なんだあいつ………」
このとき俺はただ遊びに行くだけ。
そう、思ってた。
いや、正確に言うとそれしか考えられなかった。
しかし、もうこの時から彼らの運命が変わってしまったのだ。
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