4174人が本棚に入れています
本棚に追加
/567ページ
「まーくん?あたしの顔になんかついてる?」
由姫に言われふと我に返る真冬。
「っあ…いや…その…」
「あぁ!今あたしに見とれてたでしょ♪」
由姫がウインクして真冬をからかった。
「まぁそんなとこかな…ハハ。」
真冬と由姫の間を割って入る。
「真冬~何でれでれしてるの~?」
顔は笑っているが言葉には何かがこもっている。
真冬のほっぺたをつねる美華。
「やっ…やめへふえぇ~~」
それを悲しい表情で見つめる由姫。
真冬はつねられながらもその表情を見逃さなかった。
最初のコメントを投稿しよう!