NEGAI

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A)僕は ただ独り 淋しくて 膝を抱えて 呟いてた 部屋の片隅 軋むベッド 哀しい過去は 消えなくて A)窓から 見えた 細長い ひこうき雲 秋の陽だまり 足元を優しく照らしていて 呆れるくらい 君のこと 想っていた B)身体 少し冷えるくらいの そよ風に 薄手のコート ぬくもりが 欲しくて 無意識に出した その手は 切なく Ah 空を斬ったよ ※逢いたいよ 逢いたいと ただ 口にした 君のすべてが 好きだから 幻でいい 幻を 抱きしめたいよ 投げかけて あきらめて 立ちすくんで 何処にいる? ギシギシと 空廻る 儚きNEGAI A)愛は ただ一つ これだけで 霧の向こうで 揺らいでた 君の笑顔は 誰よりも 美しい未来を 予感したのに… A)木々からこぼれたまばゆい ひかりの環 昼下がりのベンチ 胸元 掠めて通りすぎて 溢れるくらい 愛のMerode 伝わらなかった B)心 熱く燃えるくらいの セツナ恋に 手編みのマフラー 手作りが 嬉しくて 懐かしんでた Pastel季節 帰らぬ Ah 涙 落ちたよ ※サヨナラさ サヨナラと ただ 口にした 時計の指針が すすむから 少しでいい 少しで 現実 止めたいよ 語りかけて 霞んで 滲んでゆく 君のムネ 涙さえ 届かない 熱きNEGAI C)僕らの歴史 ふたりで育んだ 白い光で 包まれた 愛 半分 ポケットに 入れていたんだ 永遠さ 永遠に 残るように ムネの 宿り木へ 託して ※ありがとうね ありがとうと 今 口にして 過去のすべてが 煌めいた 迷わずに 迷わず 羽ばたいてくよ 浮かぶ雲 突き抜けて 辿り着いたら また逢おう 君の明日へ 明日へ 響けNEGAI 海の向こうへ 向こうへ 響けNEGAI ※サビ
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