アンパン男

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 私は旅の途中で路銀が絶えて食べる物がなくなってしまい、ついに力尽きて倒れこんでしまったのだった。    そして誰かに肩をゆすられ目を覚ましたら―――いきなりこの台詞だ。   「ボクの頭を食べなよ」 目の前の赤タイツの男は繰り返した。
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