そして賭けが始まった-前編-

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木の葉が舞い上がる校庭。 この校庭を持つ高校で俺は初めてアイツの気持ちを知った…。 夏の大三角形-サスケ編- 「サクラちゃ~ん!一緒に帰ろうってばよ!」 「私は部活よ!アンタみたいに暇じゃないの!!ねぇ~サスケくんv」 つまらねぇ…俺が昔から好きな奴はサクラの事を追いかけている。俺の物にならない不満と手に入れたい欲求が入り混じりイラつく…それをアイツは気づかない。 「…サスケくん?どうしたの黙っちゃって…」 「いや…何でもない…。」 俺はアイツの事が気になりサクラの話を聞いてなかった 「サスケ?調子でも悪ィのか」 俺の思い人―ナルトは俺が好きだとも知らずに俺の顔を覗きこんでくる。態度を変えず、好きだと気づかれないよう「悪くねェよ…」とナルトに言った。 「サスケ君最近変よ…。これは恋かしら!!サスケ君もとうとう私の事を!!」 サクラの言葉に冷や冷やしたがなんとか俺は平常心を保った 確かに俺は恋をしている。幼なじみでしかも男、バカでウスラトンカチなナルトに俺は惚れた。 でもアイツは鈍感で俺の気持ちに気づきはしない。しかも、運が悪いのかナルトはサクラの事が好きだ。
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