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木の葉が舞い上がる校庭。
この校庭を持つ高校で俺は初めてアイツの気持ちを知った…。
夏の大三角形-サスケ編-
「サクラちゃ~ん!一緒に帰ろうってばよ!」
「私は部活よ!アンタみたいに暇じゃないの!!ねぇ~サスケくんv」
つまらねぇ…俺が昔から好きな奴はサクラの事を追いかけている。俺の物にならない不満と手に入れたい欲求が入り混じりイラつく…それをアイツは気づかない。
「…サスケくん?どうしたの黙っちゃって…」
「いや…何でもない…。」
俺はアイツの事が気になりサクラの話を聞いてなかった
「サスケ?調子でも悪ィのか」
俺の思い人―ナルトは俺が好きだとも知らずに俺の顔を覗きこんでくる。態度を変えず、好きだと気づかれないよう「悪くねェよ…」とナルトに言った。
「サスケ君最近変よ…。これは恋かしら!!サスケ君もとうとう私の事を!!」
サクラの言葉に冷や冷やしたがなんとか俺は平常心を保った
確かに俺は恋をしている。幼なじみでしかも男、バカでウスラトンカチなナルトに俺は惚れた。
でもアイツは鈍感で俺の気持ちに気づきはしない。しかも、運が悪いのかナルトはサクラの事が好きだ。
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