111人が本棚に入れています
本棚に追加
/130ページ
彼の名は宍戸剣乃助。
この世界の最強の剣客である。
彼が刀を振るえば天は裂け、大地は震え、稲妻を両断するという。
そんな彼が今、未だかつてない体験をしている。
彼がいつも通り森林で修行をしていると、急に目の前に眩い光が放たれた。
剣乃助は反射的に顔を背ける。
しかし、いつまでも光が収まる様子はない。
彼は強引に目を開ける。
すると、目の前には修行をしていた森林ではなく。
不思議な杖を持った者達が殺し合いをしていた。
.
最初のコメントを投稿しよう!