始まりの鐘がキンコンカン

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部屋室01番 柊英二の場合 「どういうつもりだ!!」 「―どういうつもりとおっしゃられても…」 「出世する気がないか!!?」 「ええ、ありません」 「―っんなにを~!!では、なぜ国家公務員試験なんぞ受けたっ!!」 「はぁ…まあ、大学の先輩に進められて…何となくです」 「何となくで受かるようなモンではないっ!!第一、学歴、経歴、資格、どれを取っても申し分ないんだぞ!」 「ですから、私前々から宮内希望と申し上げております、皇宮警察部辺りに飛ばしてくれれば是幸いです」 「駄目だ!!ぜっ~たいお前は刑事部から出さんからなっ!!」 目の前で青筋を立てる男の対してため息一つ… *
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