学園生活

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ノア「じゃあ、行こうか。」 リリ「はい、お兄様。」 朝食をとり終えた2人は学園に向かうべく外に出ようとする。すると、 マリア「ノア様、リリ様、行ってらっしゃいませ。時間が空いたらお2人の家事のお手伝いに向かわせて頂きます。」 マリアが満面の笑みで見送ってくれた。それに対し、ノアは、 ノア「いいのかい?ありがとう。」 と言いながら手を振り、リリと共に、外で自動車のドアを開けて待っているアレスの下へと歩を進めた。 春の心地好い風が2人の頬を撫でる。 そして、2人を乗せた車は発進した。 この世界には、転移魔法というものが無い。 今朝は、魔法で飛んで行くと目立つから嫌だという、ノアの願いから自動車で行くという事になった。
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