11670人が本棚に入れています
本棚に追加
/474ページ
『…おい、彼らは何を揉めているんだ?』
『さぁ?』
CIAのヘリの中で、そんな会話がされつつ射撃する機会を狙っていた
「そろそろ、私を無視しないでくれるかな?彼を死なせたくはないだろう?」
銃を岬に突き付ける学園長、
そんな彼に構わず、FBIとCIAは既に銃の引き金に指をかけていた…。
そして、引き金を引こうとした刹那――‥
思いも寄らぬハプニングが起きた。
今だ夢の中の岬の髪を学園長があろうことか、乱暴に掴み上げたのだ
─ガッ!!─
岬の黒い髪を乱暴に掴みあげた途端、スポッという音と共に抜け、学園長の手に収まる黒髪の……鬘(カツラ)、
そして、現れたハニーブラウンのフワフワな髪に近い金色の柔らかな髪の少年に、その場にいた全員が目を点にした瞬間だった――‥
.
最初のコメントを投稿しよう!