田宮三郎

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あっ田宮だ。ミニ四駆コレクターであり同じクラスの田宮三郎がひとけのない廊下を闊歩している。こいつは未だにミニ四駆をやっているキチガイである。その田宮の後ろを抜き足、さし足、忍び足で近づいたあたりで思い切り肛門に指を突っ込んだ。そう浣腸である。ぐぃえっという変わった奇声発して田宮はその場で倒れた、困ったものである。周りを確認した、誰もいない。しめた、廊下のすぐ横の理科室に田宮を引きずり鍵を閉めた。田宮は白目を剥き、服には嘔吐物が大量に付着しているかと思えば震えていて舌を少し噛んでいて口から血も出ている。この様子だとズボンをおろす必要もなかろう、おそらく神経が切れていて絞首刑をくらった罪人の下半身のような状態であろう。いやぁしかし、不謹慎ながらもその光景がアホらしく笑ってしまった。高校生にもなって何をしているのだ自分は。そしてこの目の前で必死に耐えているこいつはなんだ?人気のない理科室で浣腸されて悶えて白痴のようになっている田宮と自分。このあまりにもシュールな状況がたまらなく面白い。そして自分は田宮を窓から落として裏庭の焼却炉に棄てた。焼却炉に入れる前に思いっきり顔にビンタしてやった。田宮、ブロッケンギガント返せよな
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