誰も僕を助けてはくれない

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遠い日に僕はでっかい夢を抱いた けれども大人達は皆叶わない夢だと罵った 少年の頃唯一親友だった君に聞いた 君は同じ様に鼻で笑ってた 心の中に閉じ込めた夢は雄叫びをあげ早く出してくれとせがむ 僕は冷たい瞳の大人達に心のナイフ向けてた だから心のナイフ持ってた だから心のナイフ持ってた だから心のナイフ持ってた 僕は心のナイフ持ってた 誰か僕の大切な子犬を知りませんか 行方不明になったのです 原因は母親から聞いた親父が自分の考えだけで捨てたって事 僕は必死に探しました だけど君は見つからないね もう死んじゃったのかな ある夏の日僕は一軒の店で君を見つけた 君は拾われて幸せそうに小さな子犬を産んでた 名前を呼ぶと君は尻尾を振ってたね 覚えてくれてありがとう 君に出逢えて本当に良かった 僕は心のナイフ持ってた だから心のナイフ持ってた だから心のナイフ持ってた いつか心のナイフ持ってた 遠い日に大人達はそんな僕をひねくれ者だとけなした 自分の思い通りにならない事がそんなに嫌なのか いつか僕は大人になって現実の厳しさを知る 数ある裏切りと上下関係の中で 大人になった今でもひねくれ者になってた だから心のナイフ持ってた だからまた遠い日の夢追い掛けた
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