Winter,again

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無口な人 息は白く 歴史の深い手に引かれて 幼い日の帰り道 凛と鳴る雪道を急ぐ 街頭の下ひらひらと 凍える頬に舞い散る雪 目を閉じれば 昔のまま 厳しくも 日々強く生きてる者よ いつか2人で行きたいね 雪が積もるほどに 生まれた街のあの白さを あなたにも見せたい 逢いたいから 恋しくて 貴方を思うほど 寒い夜は 未だ胸の奥 鐘の音が聞こえる
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