9月20日

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同日、朝――― 昨日、莉奈の家に泊まって一夜を過ごした。 そして朝方まで莉奈を抱いていた。 白「直人……もう……んっ……終わり……」 体を震わせながら弱々しく言った。 直「なんで……?」 白「これいじょ……はっ……したら……おかしく……なっちゃ……」 直「そう言うのがたまんないんだけど……」 莉奈の反応が可愛くて、止めるのを躊躇う。 白「いい……から……やっ……お願い……」 直「分かった……」 無理強いしたら後々、何をされるか分かったもんじゃない。 息の荒い莉奈にキスして、終わらせた。 窓の外を見ると明るくなって来てた。 流石にやり過ぎた。 白「はぁ……はぁ……」 くてっ と倒れている莉奈の耳元で呟く。 直「疲れた?」 白「あっ……」 それだけで体を大きくよじらせた。 直「感じすぎだろ……」 白「だって……弱いとこばっかり……いじめるんだもん……」 涙目になって俺を見た。 反則だ。 直「分かりました自粛します」 白「やだ……明るくなってる……」 莉奈も気付かないうちに明るくなってたことに驚く。 直「何故、顔を赤くする?」 莉奈の顔が真っ赤になっていた。 白「夢中になってて気付かなかったのが恥ずかしくなってきた……」 直「エロいなお前……」 白「あんたのせいよ、ばか……」 いつものように言葉に棘がない上に、俺の胸板を叩く威力も柔らかかった。
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