一章#チカン=出会い

4/4
16人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
「うん?知ってたのかと思ってた。」 「ごめん、そういうの鈍感でッ」 「ははは、謝らなくていいよ」 「あの、またちゃんとしたお礼がしたいんで、電話番号聞いていい?」 「え?別にいいよ、お礼なんて。」 「ダメだよ!命の恩人なんだからッッ」 「プッ、命の恩人って大袈裟すぎ(笑)」 「笑わないでよ~!」 「わかったわかった、今教えるから!」 「ありがと!じゃあ私のもね。」 こうして、私は中島裕翔と電話番号を交換した。 ってゆうか私あの時チカンに遭ってパニクってたからいつもとキャラ違ったっぽい(笑) いつもはもうちょいテンション低いよ☆←誰に話してんの?笑 後日…。 この間のお礼にブランド物のタオルを送ったら、電話がかかってきた。 「なんでこんな高そうな物なんだよッッ!(笑)こっちがお礼したいから、明日JUMPの楽屋に来てよ」 いきなりビックリだ(笑) 「お邪魔しまーす」 そういう訳で、JUMPの楽屋にお邪魔することに。 「あっ、さおちゃんでしょ?裕翔くんから聞いたよ!可愛い子と知り合いになったって。」 知念くんが、ドアを開いた瞬間話しかけて来てくれた。 「はじめまして、さおです!」 他のメンバーとも、すぐ仲良くなれた。 でも裕翔くん、私のこと「可愛い子」だなんて話してたんだ。 なんか嬉しい。 私、裕翔くんのこと気になってるのかな? メンバーと話してたら、裕翔くんに楽屋の外に呼ばれた。 「さお…、あのさ、俺と、付き合ってください」 「えっ?」 「初めて見たときから、好きだった。その…、一目惚れってやつ」 「…ありがとう、私も多分、裕翔くんのこと気になってた。」 「マジで?ありがと!じゃあこれ、付き合い始めた記念に。」 そういって裕翔くんがくれたのは、可愛いリング。 私、今最高に幸せだぁ♪
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!