始まりは緩やかに。

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なんとなく理解しつつある馬鹿な私は、副会長でありながらも事の成り行きをボーッと眺めていた。 「決まったで!」 みんなが黒板の前に集まり出したので、見えない。 見えないものは見たくなる。 そろーり周りが黒板に集中してることを確かめながら円机によじ登る。 はしたないとか誉め言葉だからっ☆ 今時のJKはこのくらい普通にするからっ!! …すいません。嘘です。 見える角度が大幅に変わったから黒板に書いてある文字がはっきり見える。  
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