嵐の前触れ

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これといって表情の無い男だったが・・・・。 「あれ?昨日はズル休みか~?修羅」 「俺がズル休みなんて、セコい事するかよ」 話しかけたクラスメイトの視線が、霧生に向かっている。 「私は若様のボディガードの霧生と言います。お見知りおきを」 若という言葉に クラスメイトの視線が凍りついた。 霧生はわざと言ったんだ。 近づけない為に。
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