事件

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レバは駅前の交差点を通っていた。 何もない平和な日常。 だが事件はその日起こった。 レバは近道しようと裏路地に回った。 一台の黒いベンツが止まっていた。 レバは壁と車の間を何とか通り抜けようとした。 すると・・・ おもよいもよらない光景が目に飛び込んできた。 車の中で女の人が死んでいる。 胸には血だらけの包丁が刺さっていた。 「うっ・・・」 レバはその光景を見て呆然と立ち尽くしていた。 そこへ・・・ 「ガキだ!ガキが見てるぞ!」 黒いスーツの二人組がレバに気付いた。 「捕まえろ!」 二人組はレバに向かって走ってきた。 「いっいやあああぁぁ!!」 レバは逃げ出した。 建物の中にレバは入った。 何とか振り切った。 レバはゼイゼイ言っていた。 「どうしよう・・・この事警察に・・・」 レバは公衆電話の受話器を持った。 レバは財布を開いた。 ところが・・・ 自転車の免許証がない。 あの路地だ! レバは悟った。 もしあいつらが拾ったら・・・殺される!?
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