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空っぽ。
どうしたら良いんだろう?
どうすれば良かったんだろう?
僕はただ、自分が出来る『精一杯の努力』をしただけなのに――。
僕はただ、自分が『良い』と思ったことをやっただけなのに――。
どうして僕を責めるの?
どうして僕を認めてくれないの?
僕は褒めてもらおうとも、見返りを求めようともしなかったのに――。
君は僕のことを『分からない』と言った。
僕も君のことが『分からない』と思った。
どうしてだろう?
君のことを考えたら、水がポタポタ落ちて来た。
何でだろう?
僕が責められた理由も、ポタポタ落ちた水の訳も分からない――。
悲しみのあまり、僕は記憶を亡くしてしまった――。
僕に残ったものは、何もない。
君の笑顔も。
君との思い出も。
何もかも、雨のように流れてしまった。
僕のココロは、いつも空っぽ。
2006.11.24 柊楓
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