なみだ。

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なみだ。

  どうして構ってくれないの?     どうして放っておいてくれないの?       どうして僕が望む事と反対の事しかしてくれないの?       僕はただ、構って欲しかっただけなのに―。       僕はただ、放っておいて欲しかっただけなのに―。       僕が望むものは、決して手に入る事は無い。       僕が望むものは、君がしてくれた事と逆の事だから――。       ねぇ、いつになったら君は気がつくの?     ねぇ、いつになったら僕の手に入るの?       僕はただ、君の胸で泣きたいだけなんだ。     『ポン』と頭を叩いて、「よしよし」って撫でてくれるだけで良いんだ。       「子供みたい」って言われても構わない。         だって僕は、君のことが大好きだから――。           2006.11.18 柊楓
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