1人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
マサと俺は、上を見上げた・・・
「あそこか・・・」
隣に立っていたビルの屋上・・・俺達は、ビルの屋上へとあがっていった。
「ここか・・・」
「やはりな・・・ここから落ちたんだ」
その屋上の端には、血痕が残ってていた。しかし、おかしい。
その血痕は、とても微量だった・・・普通であれば、大量の血が付着しているであろう・・・
「どこかで殺してここまで持ってきた・・・とか?」
「そうかもな・・・」
「でもあいつの骨は?」
確かに・・・抜かれた骨がどこにも見当たらなかった。そこでパトカーのサイレンが聞こえてきた。警察がきた・・・
マサは警察に、そのビルを調べてもらうついでに「監視カメラ」を見て、不信なことがあったかどうかまで調べてもらっていた。
しかし、ビルのカメラにはどこにも不信なところがないどころか人も俺達意外誰も通らなかったと言う・・・
その夜は家に帰った・・・まだ終わらぬ変死・・・まだまだこれからなのか・・・?
最初のコメントを投稿しよう!