1人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
12月20日 7時45分 登校
12月に入ったせいか寒くなってきた時期、何かとめんどくさいところがある。寒いからポケットに手を入れ歩く。
空は蒼天のような空だった「お~い、つばさ~!」
「おっ!ヒロどうしたんだ?遅刻するぞ?」
そう、俺の名前は、神崎 翼(かんざき つばさ)そして、こいつは、俺の友達の坂崎 広也(さかざき ひろや)だ俺達はヒロと呼んでる。中学から一緒で高校も一緒になり、そして、最後の高校生活でもあった。
「遅刻するぞって、お前も同じじゃね~かよ」
と、ツッコンできた。
「それはそうと、俺に何の用だ?」
俺は話しを戻した。
「あ~そうそう、お前今日のニュース見てないのか?結構~問題になってるぞ」
「どんな?」
「それがさ~ビルが建ち並んでる隣町があるだろ?その暗がりのところに、皮を剥がされた上に手と足を切断された後、足は手、手は足といったように、縫い付けられてたらしいぜ・・・しかも、警察の調べでは死んで30分もたたないうちにな・・・」
そんな、切断して、縫い付けるなんて1時間以上はかかる作業だろう?
「大人数とか?」
「さぁな・・・」
と、言った途端だった。
キーンコーンカーンコーンチャイムが鳴る
「ヤッベ!!」
最初のコメントを投稿しよう!