科学と魔術の大義名分

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科学と魔術の大義名分

※ほぼ前説と同じ内容なので飛ばしても大丈夫です。 人間の科学は限界を迎えた。人間達は、証明不可能な問題の正解を失われた技術に求めた、それが【魔術】 世界に不可能はなくなった、しかし、人間の欲は尽きぬ物だ。 力と答えを手にいれた人間には二種類いた。 一つは世界に平和をもたらすためにその力を使う者。 もう一つは自らの至福を満たすためにその力を使う者。 世界は前者を『幻想者』と呼び、後者を『正義者』と呼んだ。出来ぬ幻想を抱くより、自らの国のために力を使う者を正義とした。 なんという矛盾だろうか。 この世界に一人の正義者の科学者がいた。彼女は母国のための戦闘兵器を造り上げた。 科学と魔術の力で戦う五人の兵器を……… 彼ら兵器は世界中で幻想者を圧倒した。いつしか、彼らは『破滅の響音』と呼ばれた。 そして彼ら五人今日も戦う。
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