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もしもし?…聞こえてる?
成功してるといいんだけど…。――うん、まあ、いっか。
――…え?なに、真澄?…ああ、……あ、うん。今行く。
…時間無くなっちゃった。よく聞いてね。
もしあなたがこのメッセージを…どんな形でもいい。受け取ったら。
あなたは私の兄弟です。
――あっ!
と言っても、昼ドラ的な意味じゃないの!何て言ったらいいかな…――ねえ、真澄。何て言ったらいいと思う?…――そんなに笑わないでよ!……
――とにかくね、今、電波を逆探知して、そちらに探索官が向かいます。
彼らは優秀です。もう、玄関のベルが鳴るはずだよ。きっと。
……――あっ!
ちょっと『変な感』が強くて、この通信を受信しちゃったふつうの人、すぐにやめて!
どんな形で聞こえてるか分からないけど、巻き込まれる前に。
…………いい?ベルが鳴らなかったあなただよ?
これ以上、通信を聞いちゃ駄目。
それとも―――?
――ベルが鳴ったあなたはあたしの兄弟。歓迎します。
ようこそ!白銀学院へ。
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